記憶にございません! (2019) : Hit me Anyone One More Time

『ラヂオの時間』などで知られる脚本家、三谷幸喜の映画監督8作目となるオリジナル作品。国民から嫌われ、史上最低の支持率を叩き出した総理大臣が記憶喪失になったことから巻き起こる騒動を描いたコメディ。主演の中井貴一ほか、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、佐藤浩市、草刈正雄など豪華キャストが脇を固める。

監督:三谷幸喜
出演:中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、小池栄子、斉藤由貴、木村佳乃、吉田羊、田中圭、寺島進、ROLLY、宮澤エマ、濱田龍臣、草刈正雄、佐藤浩市

記憶にございません! (2019) : Hit me Anyone One More Timeのあらすじ

ある時、男(中井貴一)は病院のベッドという場所で目覚めたのだが、あろうことか事の一切の記憶を失っていた。こっそり病院を抜け出し、テレビを観た瞬間、そこに自分が映っていることに気づく。国会での演説の最中、傍聴していた一般人から投石を受けてしまい、病院に直行する自分がこの国の内閣総理大臣であることに衝撃を受ける。しかも相当な嫌われ者の総理大臣であるという更なる衝撃が待っていた。記憶を失ってしまった男は秘書官を名乗る者たちに官邸に連れ戻され、男が内閣総理大臣であること、国民に嫌われている総理であること、そして記憶を失っていることは最高機密であると告げられる。一切の記憶を失ってしまったが故に、男は進めていたであろう政策や国会議事堂の場所、果ては自分の息子の名前すら思い出せなくなっていた。しかも最愛の妻は他の男といい関係にあるらしく、息子もあらぬ方向に進んでしまっているような雰囲気を漂わせている。そんな混乱の最中になんとアメリカ大統領が来日することになる。周りの人間すべてを巻き込んで、男の一発逆転のドラマが始まる。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。